▶88台風(莫拉克台風)により莫大な被害発生
8月7日から3日間、台湾に大型台風(莫拉克台風)が襲いかかった。死者・行方不明者合わせて1000人近くという大きな被害をもたらした。これを受け336-B 地区では、緊急援助資金委員会で協議し、50万円の緊急援助資金の拠出を決定。8月21日、L.豊福康子(奈義勝北LC)が、中本ガバナーの代理として訪台し被害状況を視察、8月21日に300E1地区・陳ガバナーへ、支援金50万円を贈呈した。
▶台湾の復興を願い
8月8日、不安な夜、眠りにつく頃にこの災害がやって来たそうです。台北・台東は比較的台風の通り道になっていますが、台中から南の方は降雨量も少なく、果樹・農産物・養殖池等が多くあります。そんな地域に、8月7日・8日の二日間で凡そ一年分の雨が降り、その豪雨で山が崩れ、岩石や泥が水の力で3メートル以上も押し流され、想像も出来ない事になっていました。住民は、逃げるにも逃げるところがなかったのです。8月22日の午後、300E1地区・陳ガバナー、300D2地区・劉ガバナー、他地区役員の皆様と現地を視察してきました。高雄市から車で約二時間、途中あちらこちらで災害の跡が見受けられ、道路は舗装がめくれてガタガタ、砂ぼこり。道の端は崩れると危険なので、真中のみの通行規制。山を見ながら「又豪雨になれば危険だな」と思い、全て水に流された跡地を見ました。自然の力の強力なこと。それに比べて人間の弱さ。どうする事も出来ない無力さが本当に悲しくなり、又今の自分が元気でいることの幸せを深く感じ、生きている喜びをうれしく思いました。昨日まで何もなく幸せに過ごしていた人々を突然襲った天災に、何も抵抗が出来なかった人々。悲しむ事もなく一瞬の内に小さな村落が多く水没したそうです。軍隊が機械で掘り起こし、兵隊が地面に顔をつけて臭いを嗅いで探す。でも誰も居ない。殆どの人々が川の水に家と共に流されてしまったそうです。大きな橋でも橋桁が壊れていました。「水の流れが自分達の方に来ていたら今頃自分達も居ない。この橋桁が大水を止めた。私の家も150㎝位泥水が入った」と現地の方が話してくれました。この災害で、死者・行方不明者は約千人、甚大な被害でした。中本ガバナーの代理で見舞金を持参しました。送金をすれば簡単ですが、直接手渡しする事により、感動して下さり大変喜んで頂きました。又、私達の熱意も伝わったと思います。陳ガバナーをはじめ役員の皆様から「地区の皆様によろしく伝えて下さい」との言葉を頂きました。私はライオンズクラブ精神・ウィサーブを強く感じました。韓国からは354D地区から5000ドル献金、軍からの支援。アメリカは沖縄基地からヘリコプター、重機、軍隊と支援が続いているようです。台北空港では大きなパネル写真を展示し募金活動をしていました。又いたる所で募金活動をしているようです。身内の人、親族を無くされた人々の心の中を思うと本当に悲しい思いです。この災害の犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。
(L.豊福康子 記:奈義勝北LC)
|